Fancy mosquito.□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


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NANA

【出演】
中島美嘉
宮崎あおい
成宮寛貴
平岡祐太
丸山智己
松山ケンイチ
玉山鉄二
松田龍平


【あらすじ】
主人公は同い年で同じ名前の女の子「ナナ」と「奈々」。
不幸な生い立ちを背負い、歌で成功することを目指してひとり上京するパンクバンドのボーカリスト・大崎ナナと、
普通の家庭に育ち、恋人を追って上京する、恋が最優先の女の子・小松奈々。性格も環境も正反対のふたりのNANA。
そんなふたりの運命的な出会いと東京での同居生活を通して20歳の女の子の恋と友情、夢と現実などを、様々な
スタイルの音楽にのせて、時にクールに、時にキュートに、現代の青春ストーリーとしてエモーショナルに描き出していく。



【感想文】
女漫画にありがちな
偶然に偶然が重なった、まさに運命を感じさせる設定・ストーリー展開。

昔組んでいたバンドのメンバーがプロに引き抜かれメンバーは解散、
かたや有名人、かたや・・・ 
そんな映画をオレは他に知っている。

まぁそれはそれとして映画としてはとても楽しめた。
個人的に中島美嘉が好きということもあるが
いやむしろそれメインだが
とにかく感じた。青春を。
仲間だとか恋だとか浮気だとかケジメだとか情に流されるだとか・・・
そんな時代に自分も生きてきたよ。だからすごく共感できた。

まぁ、原作読んでないから終始ドキドキしながら観ていたわけだが
一番気になったのは映画の節々でながれる宮崎あおい(奈々)のナレーション。
「・・だったよね。」「・・だったんだよ。」「覚えてる?」
そんな中島美嘉(ナナ)に問いかけるようなナレーションに僕は妙な不安がよぎる。

ひょっとしてナナは今はもういないんじゃないか。え、死んでないよね?!
みたいな不安。
そんな過去形で語ってくれるな奈々よ。


そんな感じで、終始不安がよぎるのです。
もうね、そんな気配感じながら観てるとなんだか涙が出てくるじゃないの。
あぁ、このセリフはナナの残した感動的な言葉になるのかな?とか。
そして映画は終焉に向かう・・・。
あぁ、ナナよどうなっちゃうのか?


って、

















ハッピーエンドでしたから。


そんな感じでね、かるく騙されました。
泣き損でした。

まぁ、他にもツッコミどころ豊富な映画であったと言ってもよいだろう。
あのハゲメガネの「お前が行かなきゃ俺がナナをもらう」のセリフとかね。


自然にスルーやしね。


いや、正確には松田龍平(ナナの元カレ)に踏ん切りをつけさせた一言なんだろーけどね。
「お前も実は好きだったのかーーーーーーーーーーーーーーー!」
とジョジョ風なリアクションが期待されるシーンでもあるのだろう。本来は。
しかし!
結果から言えば松田はナナと元サヤに戻るわけで結局のところハゲメガネくんは
クールに装ったかませ犬でしかなかったわけだ。かませ犬になってしまったのだ。
(NANAファンの方ごめんさい。悪気はありません。筆者の素直な印象です。)
こういうポジションの人が実は一番かわいそうなのではないか。
最後に分かれたカップルが元サヤになりハッピーに終るのはいいが、彼の・・・・
ハゲメガネの立場はどうなってしまうのか。
松田に「そういえばあいつも好きだっていってたなぁ」風に時おり思われたりするわけですよ。
もうね、クール装ってる余裕も何もないわけだよ。
あーあ、弁護士事務所を東京に移してまでしてナナを追っかけてきたのにね。
結局出来たのは松田にナイスなアシストパス。
おまえ、いいやつだよ。


ここにもいたよ。
ナイスな引き立て役が

(PINGPONG参照)

あと、お約束になってしまうのだろうけど
「つっぱりナナ」と「夢見る乙女奈々」どっちが好みか。


勝者「ナナ」で。
自分の前でだけ見せる弱い部分。そんなのに惹かれるねぇ。
でも素直じゃないから時々そんなところに疲れるかもね。


一方敗者「奈々」
もうダメダメです。
一般にはちみつのような女と私は呼んでいるが
甘っこくてねっとりした女?恋愛体質の。
精気を吸われる感覚を味わえますよ。きっと。